2012年8月16日木曜日

ミカンキイロアザミウマによる被害

今年は、トマト作りにかなりの重点を置いていたのですが、思わぬ被害に直面しています。八月になってから収穫したものの中に、写真のように「白ぶくれ症状」とゴマのような斑点があるものが増えだしたのです。(写真をクリックして拡大するとよくわかります。)
 ゴマのような斑点は、斑点細菌病かと思い、「白ぶくれ症状」は一応カリウム不足の生理障害を疑ったのですが、いろいろ調べてみたらミカンキイロアザミウマによる被害であるとの結論に達しました。
 5~6月の花が咲いて、果実が付きだした頃に、 ミカンキイロアザミウマにやられたらしいのです。後からいくら防除しても、一番大切な時季に被害を受けたものは、治らないわけです。花が咲き出して、着果する時季の防除がとても大切である事がわかりました。
 今年も、また失敗の中から教訓をひとつ得ることができました。野菜作りは、本当に奥が深いと改めて痛感しています。