2007年5月28日月曜日

いよいよ田植えだ!

一ヶ月以上もかけて育ててきた稲の苗を、いよいよ植える時期にきました。5月26~27日の土、日曜日に田植えをおこないました。なにしろこの二日で田植えをすませ、少し早めにおえて休みたいというのですから、朝も5時起きです。でも、25日の大雨とうってかわって好天に恵まれ、無事すますことができました。この一大行事もおわれば、稲作は半分終わったようなものです。秋の取り入れまで、水田の水の管理と畦草刈りぐらいで、それほど労力は必要としません。

2007年5月20日日曜日

ジャガイモも大きく成長

種をまいて一ヶ月ぐらいしかたっていませんが、ジャガイモが芽を出し、大きく成長しました。ジャガイモは、比較的短時間で収穫できるので、成長も早いです。畑のなかでも、その成長ぶりは群を抜いています。
 あと二ヶ月もすればおいしい新ジャガが食べられます。

『早苗』考

 『岩波国語辞典』によると、『早苗』は「稲の苗で、苗代から田に移し植えるころのもの」とあります。でも、女性の人名にも使われることのあるこの言葉は、さらにもうすこし奥深いニュアンスもあるような気がします。
 私は、稲の一生のなかでこのころのものが一番輝いているのではないかと感じています。若々しく、キラキラしていて、まさに嫁入り前の娘のような姿にたいして、先人はこの言葉を贈ったのではないでしょうか。接頭語「早」は、五月を意味するそうですが、『早乙女(さおとめ)』などとともに、『早苗(さなえ)』という語彙は五月の澄み切った空のように、私たちの心にさわやかな印象をあたえてくれます。そんなことを考えながら、苗代の『早苗』を眺めました。

2007年5月13日日曜日

稲の苗も大きく成長

 苗代作りから二週間、稲の苗も大きく成長しました。今年は、天候が不順で、日中30度近い日があったかとおもうと、明け方5~6度に冷え込む日があったりで、苗代の管理が大変です。基本的には、ビニールハウスの開閉と苗代の水量を多めに保つことで対応しましたが、いつもよりかなり神経を使いました。その成果があって、苗は例年をしのぐような成長ぶりです。やや伸びすぎかな、と逆の心配をしています。ともあれ、あと二週間ほどで田植えです。

2007年5月12日土曜日

春の大嵐で雨よけハウス全壊

 五月十日の午後、寒冷前線の通過にともない、ヒョウが降ったり、大雨と突風の春の大嵐が到来しました。連休に苦労して作ったトマト用の雨よけハウスが全壊してしまいました。 ガックリ!! ただ、資材の痛みも部分的だったので、気を取り直してもう一度作り直そうと思っています。 
 今日は、もうこんな嵐がこないことを祈って、トマト、ナス、キュウリの苗を植えました。 (写真はトマト)

2007年5月6日日曜日

夏野菜の植え付けにむけて

 五月の連休も過ぎたら、夏野菜の苗を植え付けようと思っています。そのための準備をこの連休の間にやりました。トマトは、昨年雨よけハウスをつくって植えたら、とてもいいものができたので、今年も雨よけハウスを作りました。また、ナスやキュウリを植えるところも、黒いマルチを敷いて、すぐ植えられるようにしておきます。連休の間は、ガーデニングをする人が多いので、園芸店にもトマト、ナス、キュウリの苗がたくさん並んでいます。でもまだこの時期では少し早いような気がします。遅霜にやられる事もありますし、生育もあまりよくありません。来週あたりから、ボチボチ植え付けをしようかと思っています。

2007年5月4日金曜日

田植えの準備

 五月下旬の田植えにむけて、連休のあいだにやっておかなければならないことの一つに、畦シートの設置があります。水もちの悪い田んぼの場合、畦シートは必要不可欠です。だが、この作業は見た目より重労働なのです。 
 私は、畦のきわを掘るのに、「シバウラ」の「モノ楽」という管理機を使っています。これは今は製造されていないそうですが、畦の脇の溝掘りにはぴったりのものです。写真のように、土を片側だけに上げることができるからとても具合がいい。おかげで、重労働もかなり軽減されます。 後は、シートを溝に沿って敷き、土を戻せば完了です。

2007年5月3日木曜日

リンゴの花も満開


 五月の連休のころは、リンゴの花も満開になります。リンゴ農家は、花粉の受粉作業に追われます。受粉させる適期が短いので、一家総出でやっています。私は自家用分だけですので、近所の方から道具をお借りして一時間ぐらいで済ませます。

連休は農作業の書き入れ時

 四月下旬から五月上旬の連休は、農作業の書き入れ時です。まず、稲の苗代作りが待っています。私たちの周辺では、「みのる式」という田植機がまだ主流で、苗代もプラスチックの枠に籾を播いて、田んぼの中にふせ込みます。(右の写真)
 田植えをするとき、苗の根を切るのが大変ですが、逆に切ったところから新しい根がたくさん出るので稲の生長にとってはいいと言うことらしいです。わざわざこの「みのる式」にこだわって稲作りをしている人もいるそうです。

畑の仕事もだんだん忙しくなってきます。ネギも写真のように植えました。品種は「松本一本ネギ」です。このネギは地ネギとして、マスコミなどにも取り上げられることもあるらしいですが、食味は最高です。
 また、フキも大きくなって、茎が食べられるようになりました。