2024年4月18日木曜日

トマトの接ぎ木

  このところ日差しが強くて、ハウスの中は猛暑日の連続で、とても作業ができるような環境ではありませんでした。今日は、待望の曇りの一日で、気温もそれほど高くなかったので、ハウス内でトマトの接ぎ木をおこないました。本来ならば、数日前におこなわなければならなかったので、茎も太くなりすぎてしまいましたが、茎の細い部分を使ってなんとか400本ほど、接ぎ木しました。
 台木は、タキイの「Bバリア」で、穂木はサカタの「麗夏」です。私の圃場は、青枯れ病に汚染されているので、接ぎ木による青枯れ病対策は、絶対的に必要な作業なのです。接ぎ木は、それ自体はそれほど難しくないのですが、このあと養生ハウスで活着までの管理が最大の難関となります。一週間ほど気が抜けません。

2024年4月7日日曜日

玉ネギの除草

  気温も上がって、玉ネギも日ごとに青々としてきました。と、ともに雑草の方もかなり繁茂してきたので、草取りをやっています。腰をかがめておこなう作業なので、毎日少しずつやって、大きな草はなんとか退治できました。マルチをはって植えておいても、植え穴からはかなりの草が生えてくるので、結局手作業で草取りをするしかありません。
 写真下は、最後に残った細い苗をマルチをはらずに植えたものですが、定植後に除草剤散布しておいたので、雑草はほとんどありません。生育の方も、マルチをはったものとほとんど遜色がありません。植える作業も格段にはやいので、来年度からはマルチをはらないで、除草剤散布でやってみようかと思います。ちなみに除草剤は「ゴーゴーサン細粒剤F」です。

2024年4月3日水曜日

ブロッコリー 圃場が準備できず苗の老化が心配 

 彼岸過ぎにまとまった雪が降ったり、このところの雨続きで、圃場は乾く間がありません。レタスとグリーンボールはなんとか定植しましたが、ブロッコリーは畝たてすらできていない状態です。例年、春先は好天が続かないのですが、これほど雪や雨が連続的に降る年は珍しいです。
 ハウスの中は、日中日差しがあれば、かるく30度をこしてしまうので、苗は老化気味になってきました。老化苗を植えると、生育が悪いので、毎日天気予報をチェックしているのですが、なかなか思うようにはいきません。

2024年3月23日土曜日

レタスを植えたけれど‥雪が

  昨日、レタスを900本ほど植えたのですが、朝から雪が降って完全に雪に埋まってしまいました。レタスは、寒さに強いので雪による害はないのですが、定植したうえにベタガケをかける作業はまだやってないので、雪が溶けたあとでのヒヨドリによる食害が心配です。この時期、餌がないので、ヒヨドリの群れに襲われたら、柔らかい苗は完全に食べ尽くされてしまいます。
 今年は、3月になって何度も雪が降って、農作業の方は遅れに遅れています。ハウスの中のグリーンボールやブロッコリーの苗も定植しなければならないので、まったく頭が痛いです。

2024年3月19日火曜日

茄子の台木 「トナシム」

   約一ヶ月程前に、種を播いた茄子の台木「トナシム」は、発芽が揃い、少しずつではあるが大きくなってきました。「トナシム」は成長が遅いのと、播種時期が2月という寒い時期なので、穂木に比べてひと月程前に種を播きます。こうすることで、茎の径の太さがそろい、接ぎ木がしやすくなります。成長が遅いので去年は違う品種の台木を使ったのですが、青枯れ病や半身萎凋病に強く、トゲもないので、結局今年も「トナシム」に戻ってしまいました。
 レタスなどの苗も大きくなって、定植適期になってきました。畝も立て、定植するばかりに準備は進んでいるのですが、明日は大雪警報もあり得るなどと、テレビが騒いでいます。早く天候の方も安定してほしいものです。

2024年2月23日金曜日

レタス、キャベツ、ブロッコリーの育苗

  レタスに続いて、キャベツ、ブロッコリーの種を播いて、発芽もおおむねそろってきました。これらの野菜は、寒さにも強く、ハウス内にトンネルを作って保温すれば、確実に生育します。
 今の種は、発芽率もよく、メーカー保証は80%~90%ぐらいになっていますが、実際には95%以上あります。したがって、セルトレーに一粒ずつ種を播いても、欠けはほとんどありません。

2024年2月15日木曜日

レタスの苗

 レタスは播種してから一週間で発芽して、かなり大きくなってきたので間引きも完了しました。128穴のセルトレーに、きれいに発芽揃いして、あとは生育を待つだけです。三月中旬をめどに定植できればいいな、と考えています。